思春期以降になると若くして髪の毛が薄くなっている人がいます。
いわゆる「若ハゲ」の状態です。
もちろん、誰しもが好き好んで若ハゲになっているわけではありません。
若ハゲにはなりたくないですし、若ハゲは避けて通りたいですよね。
では、若くしてAGA(エージーエー)の状態になっている人とそうでない人の違いは何なのでしょうか。
きちんと若ハゲになる原因を理解し早めの対策をすることで
脱「若ハゲ」また、「若ハゲの予防」をしていきましょう。
1.原因1:遺伝
若ハゲの大きな原因として遺伝的要素があげられます。
ただし、ハゲそのものが遺伝するというわけではなく、ハゲやすい体質が遺伝するといわれています。
逆にいうと、ハゲにくい体質があるというわけです。
極端なお話しになりますが、ハゲにくい体質の人は、食生活が乱れていても睡眠不足でもストレスを抱えていてもハゲない体質の人はハゲません。
ハゲやすい体質というのは、男性ホルモンのテストステロンの過剰分泌です。
AGA(エージーエー)の最大の原因としてあげられるテストステロンです。
このテストステロンは、思春期以降に分泌され出します。
テストステロンが思春期以降に過剰分泌される人がハゲやすい体質といわれています。
2.原因2:ヘアケア
日々の間違ったヘアケアが頭皮に刺激を与え健康な髪の毛が生えてこない原因になります。
頭皮や髪の毛に悪い影響を与える原因を理解しましょう。
・シャンプーやトリートメント
シャンプーの洗い方やシャンプーやリンスの洗い残し
また、過剰に洗いすぎるのも頭皮に良くありません。
・シャンプー後に乾かす
シャンプー後に髪の毛を乾かさず、そのまま自然乾燥は頭皮に良くありません。
シャンプー後にはしっかりとタオルで髪の毛の水分を拭き取り、
十分にタオルで乾かした後には、ドライヤーを使用して乾かしていきましょう。
当たり前ですが、熱風で頭皮に負担がかかり過ぎないように注意してください。
・パーマやカラーリング
パーマやカラーリングの薬剤やは頭皮に良くありません。
ただし、パーマやカラーリングが若ハゲの原因というわけではなく、
パーマ液やカラーリング剤が頭皮に付着している状態が良くないのです。
これらが頭皮に付着していると頭皮に刺激を与え炎症となり若ハゲの原因となってしまいます。
・紫外線
紫外線がお肌に悪いということはご存知の通りです。
髪の毛が生えてくる頭皮も当然ながらお肌です。
紫外線で頭皮や髪の毛に刺激を与え続けないようにしましょう。
3.原因3:ストレス
感情や考えがある人間なのでストレスが全くない人はいないでしょう。
ただし、ストレスを抱え過ぎると交感神経が活発になっていきます。
この交感神経が活発になり過ぎると、血行不良が起きやすくなります。
ストレスは頭皮や髪の毛にだけ悪影響を及ぼすものではなく体全体の不調を招く恐れがあります。
適度にストレス発散をして髪の毛も体も健康な状態を保ちましょう。
4.原因4:睡眠不足
髪の毛の成長には成長ホルモンの働きが重要といわれています。
この成長ホルモンの分泌が健康な髪の毛の成長に必要です。
成長ホルモンの分泌は副交感神経の働きによるもので、
この副交感神経の働きが活発になるのが22時~2時です。
22時~2時の間に頭皮や髪の毛のダメージを回復しています。
頭皮や髪の毛だけでなく体のことも考え早めの就寝を心がけましょう。
5.原因5:食生活
人体にとって適切が栄養分を補給することは当たり前に必要です。
外食や油分の多い食事、または過剰摂取は髪の毛の成長にとって点滴です。
また、食事をする時間も一定のリズムが必要です。間違っても就寝前の食事は避けましょう。
頭皮や髪の毛にとって良いとされる栄養素をとることも重要です。
・タンパク質
大豆、納豆、アーモンド、ピーナッツ、鶏肉、レバー
・ビタミン
焼き海苔、ニンジン、ピーマン、柿、レモン、イチゴ
・ミネラル(亜鉛)
牡蠣、ワカメ、しじみ、卵、しじみ、チーズ
6.原因6:喫煙
タバコはストレス発散にはなりますが、人体にとって良いものではありません。
タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮させてしまい血行不良を引き起こします。
血行不良が起こると頭皮や髪の毛にとて必要な栄養や酸素が行き届きにくくなるため、健康な髪の毛が生えてこなくなります。
また、喫煙により男性ホルモンを増加させるという調査結果も出ています。