薄毛や抜け毛の原因となる要素の一つに生活習慣が挙げれれます。
私たちが普段は気にすることなく過ごしている生活習慣において、
実は薄毛や抜け毛の原因となっていることがあるのです。。
では、実際にどのような生活習慣が薄毛や抜け毛の主な原因となるのでしょうか。
今回は薄毛や抜け毛の原因となる4つの生活習慣について解説していきます。
1.薄毛や抜け毛の原因となる4つの生活習慣
以下4つの生活習慣が、薄毛や抜け毛の原因として考えられています。
・運動不足
・食生活の乱れ
・睡眠不足
・ストレス
それぞれの生活習慣について詳しく見ていきましょう。
2.薄毛・抜け毛の原因1:運動
血管内の筋肉が収縮することで、体の隅々まで血液を行き渡らせるポンプの役割があります。
運動をすることで血行がよくなり、体の隅々まで血液が流れ、細胞が活性化する為に必要な酸素や栄養が行き渡ります。
運動不足が続くことで、血管内の筋肉が弱まり、体の隅々まで血液を循環させることが難しくなります。
また、髪の毛は人間の生命維持活動に直結する部位ではないことから、
栄養素がいきわたる優先順位が低くなっているといわれています。(頭皮は一番端っこですしね)
髪の毛は、頭皮の毛穴の毛細血管と繋がっている毛乳頭といわれる箇所に栄養が運び込まれ、毛母細胞を作り出し毛乳頭から栄養を受け取りながら作り出されていきます。
血行を良好にし、血液がしっかりと頭皮の毛細血管から栄養素を取りこんで行くことが髪の毛の健康にとって必要不可欠です。
3.薄毛・抜け毛の原因2:食事
偏った食事による栄養不足や、食べ過ぎや飲み過ぎによる内臓器官への酷使などが髪の毛や頭皮に影響を与え、薄毛や抜け毛の原因となることがあります。
ハンバーガーやフライドポテトなどのジャンクフード。
ラーメンやチャンポンのように塩分濃厚なスープの麺類。
ケーキやクレープなどの甘いもの豊富なスイーツ。
唐揚げや天麩羅など高脂質な揚げ物。
コーヒーやキムチなど刺激が強い飲食類。
ビールや日本酒などのアルコールの過度な摂取もよくありません。
4.薄毛・抜け毛の原因3:睡眠
髪の毛の成長に不可欠な成長ホルモンの分泌は副交感神経の働きによるものです。
この副交感神経が最も活発に機能する時間帯が22時~26時(深夜2時)といわれています。
言い換えると、この22時~26時(深夜2時)が一番髪の毛が成長しやすい時間帯といえます。
この時間帯は髪の毛の成長にとってゴールデンタイムといわれています。
また、人は寝ている間に様々な機能を回復させており、睡眠がとれないと体はいつまでも疲れたままです。
適切な時間に適切な時間の睡眠をとるようにしましょう。
(適度に運動するとぐっすり眠れます)
5.薄毛・抜け毛の原因4:ストレス
ストレスを受けることで自律神経のバランスが乱れます。
この自律神経は自分の意志でコントロールができません。
自律神経には、交換神経と副交感神経の2種類が存在しており、
交感神経は主に昼間、活動している時や緊張している時、ストレスを感じている時に働きます。
副交感神経は主に夜間、休息している時やリラックスしている時、睡眠中に働きます。
この2つの神経は、シーソーのように交互に繰り返されることで
人間は正常な状態を維持することができています。
副交感神経が働くと、筋肉がリラックスし血管が広がる為、栄養や酸素が全身にいきわたり、体の修復がおこなわれます。
しかしいつもストレスを感じていると、交感神経ばかりが働く状態になってしまいます。
つまり、頭皮の髪の毛にしっかりと栄養や酸素がいきわたりにくい状態になってしまうのです。
また、交感神経は血管を収縮させてしまい血圧を上昇させる働きがあります。
ダブルで血管に対して悪影響を及ぼします。
ストレスは血管の収縮を引き起こすことで血流を悪くし、頭皮や髪の毛に栄養や酸素が届きにくくなり、薄毛や抜け毛の原因となるのです。